おはようございます。Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
判断の仰ぎ方が下手くそな部下が、皆さんの現場にはいますよね。
それは昔からよく言われる”自分で考えようとしない怠け者”という人類です。
怠け者は、往々にして人に頼ります。それは悪い意味で。
自分で考えられることも、考えようとしません。
一見、正しい言い方のように言ってくることもあり、また自分はバカではない!というのを証明しようと、論理的に話している風にしますが、
質問や報告、相談の中身がバラバラです。
そういった部下には、やはりしっかりと「指導」することが必要ですね。
今日は、簡単ではありますが、また世間では当たり前ではありますが、指導する具体的な方法をお伝えします。
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部下からの相談や報告で、最もわかりずらい理由は、事実と意見が混同しているからなんです。
何か起きた時、任せた仕事について報告を受けるとき、大抵、わかりずらいのは、こういった理由からです。
例えば、人事担当者に面接調整から面接までを依頼しました。
すると、担当者からの報告がありました。
担当者:応募者に連絡しましたが、面接日程がなかなか合いません。子供がいるので、大変なのはわかりますが、1時間すら調整できないのであれば、勤務はできるんでしょうか?
上司:しらねーよ
まあ、このようになります。
そうです。上司の「知らねーよ」は当然なのです。なぜなら、担当者が言いたいのは、報告?連絡?相談?すべてが混同しており、かつ自分の意見まで介入しています。
このような内容では、知らねーよは当然です。
正しい報告の仕方は、下記のとおりです。
①報告、連絡、相談どれなのか、はっきりさせる。
↓
②事実を伝える
↓
③自分の意見を伝える
↓
④判断を仰ぐ
事実と意見が混在していては、判断をする側も大変です。
医療・介護・福祉業界では、こういった当たり前のことが、やはり訓練されていないので、研修等で学ぶ機会は非常に重要なのです。
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